ヨットを係留しているハーバーからの撮影です。当番でお掃除を
していましたら、海が透き通っていたのでびっくり。よく晴れて
いたので尚更かも。牡蠣がたくさんいるのですが、最近海の環境
の勉強をしていますが、彼らは濾過摂食者と呼ばれていて海水の
中の植物プランクトンなどを濾し取って食べて大きくなります。
たまたま今日は頂き物の牡蠣の殻付きのものもいただきましたが、とても
美味しいです。海を綺麗にしたり美味しい食材となってくれたりありがたい
ですね。
海の水に流れ込む山からの水はケイ素が数百倍も多くなると言われて
いてこれが牡蠣などの発育には大きいようです。人に有益な海とするには海
を綺麗にするだけでなく、山も考えないといけないようです。
日本の山は高度成長期に杉などが奨励されてたくさん植えられ
ましたが、外国産の木材の流入により多くが放置林となって
保水能力が低下したままになっているそうです。ケイ素が多く
含まれた水が放置林の場合2割も少なくなってしまうということ
を知りました。
頂き物の牡蠣は兵庫県の牡蠣、とても好きな産地でした。身が大きくて
プリプリでした。
参考文献「海水の疑問50」日本海水学会 編 山ノ内周 編著
ISBN978-4-425-83091-6